夏の月

2001年4月18日
本を読んでも眠れない夜 あなたの背中を見てた
重いガラスのドアを開けたら 気持ちいい風が吹いた

いつからか気がつけば 頬づえついて ぼにやりしている

古い灯台 白い波 光る海 何かを探すように


月だけが知っていた 私達のこの恋は
今、小さな花火みたいに ひっそりと終わるの


二人よく来た葉山の砂に 足跡残して歩いた
ボトルのままの冷えたミネラル おでこにつけて思った

優しさも 我が儘も 弱さも全部 わかって私は
あなたを愛し 何一つ怖くない そんな自分怖くて

体の温もりに 変わらないこの暮らしに
甘えあってお互いが 駄目になってしまうのなら
別々に生きていく 誰も知らない明日を
まだ私も知らない私 見つけ出してみたい

ふたりきりこのままで 黙ったままで 
あの星祈ろう 
旅路のような長い夜明けた時 微笑み会えるように

時計を戻しても 悪いところ直しても
きっとふたり同じ事 繰り返してしまうのでしょう

夏の月だけが見ていた 私達のこの愛は
今、小さな花火みたいに 美しく心に

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