風に乗って香る匂い・・・

季節の匂い感じますか？
風が気持ちいい　夜でした

大好きな人の　匂いが　好きです
握りしめた　手が　少し　汗ばみ

絡めた体　どちの汗かわからぬまま　
目にしみり・・・

自分の匂いとは違う　彼の匂いが
しみついて・・・。

愛しく感じる　我が肌。


なぜだろう　少し　男の匂いと汗の匂いなのに
彼の匂いだけは　許せてしまう・・

シャワーで洗い流すには　もったいなく
余韻にひたり　眠りにつく

なんて　心地よい　眠りなんだろうか

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彼の姿は何処にもないのに

風には　彼の匂いが残ってる・・・

そっと手を伸ばし　空を抱き
大きく息を吸ってみた

涙が　止まらない　
我慢していた　張り詰めていた思いが
ピン！と切れてしまった

止まらない　止まらない　

こんなに　涙って　暖かいのですよ

呼吸をする事さへ　忘れて　声をあげ
泣いてしまった　

一人歩く　帰り道・・・。

泣きはらした顔では　部屋に入れず
誰も来ない　屋上へあがってみた・・・。

風になりたい